なぜ迷ってしまうのか?
婚活していると……
「この人とあの人、どっちがいいかなぁ?」
「これから、もっといい人が現れたりしないかなぁ?」
「本当に この人と結婚していいの?」
などと自問自答したり、友人やお母さんに相談したことがありますよね。
「結婚」は人生の中でも大きな決断のひとつ――そう思えば思うほど「迷い」が生まれてくるものです。
でも、ちょっと待ってください。
迷うって、どういうことでしょうか?
それは、あなたの中に「モノサシ」がないということ。
例えるなら、目的地を決めずに歩いているようなものです。
目的地が決まっていないと、目の前に次々と現れる分かれ道を「どちらに進めばいいのか」迷いますよね。
当然です。どこにたどり着くのかもわかりません。
でも、たとえば「京都に行こう」と目的地を定めてみると……
どんな交通手段を使えばいいのか?
新幹線なのか クルマなのか 夜行バスなのか?
目の前の分かれ道を どちらに進めばいいのか?
そんなことが自然とわかってきます。迷う余地はありません。
もし途中でうっかり道を間違ってしまっても、「なんだか変だなぁ」と気が付いて、軌道修正が行われるのです。
人生の問題も 結婚相手選びも 同じです。
人生が旅に例えられるのも、こうした真理が共通しているからでしょう。
天才と普通の人を分ける、たった1つのポイント
わかってしまえばとても簡単で当たり前なことですが、あなたのお父さんやお母さんの世代に、この原理(京都に行こうと思うから 京都に着く)を知っている人はあまりいません。
戦後の教育は「企業戦士を量産するため」であって、「ひとりひとりが自分のしあわせを歩むため」ではなかったからです。
それ以前(大正時代くらいまで)は17~20歳の間に親とよく話し合いながら、自分の将来について深く考え、人生全体の設計図を描いたといいます。
先ほどお話した「京都」が決まっていたわけですね。
現代でも、大リーグで活躍したイチロー選手を始め、その道をきわめた天才・偉人たちは、たいてい小学生の頃までに将来の目標=人生の設計図を明確に描いています。
その目的地に向かって、迷うことなく進んできたからこそ、目覚ましい活躍を果たせたのです。
私自身が仕事(雑誌編集者・ツアーコンダクター)を通じて様々な社会階層の いろいろな方々、合計3万名以上にお会いしてきた経験を振り返ってみても……
「目的地が決まっているかどうか」が人生を分ける最大のポイントであり、天才と普通の人を分ける いちばんの 分かれ目 だと実感します。
「結婚ロードマップ」が生まれた理由
なのに……今は「あなたの京都」を定める機会が、なかなかありません。
ご両親は、目的地を決める重要さが知らされていないのですから、当然、あなたと「人生の設計図」について話し合うこともなかったでしょう。
きっと
「好きなようにやりなさい」
と、あなたに任せられているはずです。おまけに、現代は選択肢にあふれています。
どこに住み、どんな仕事をして、どんな生活をするのかは、基本的に自由。遊びも毎日のように増え続けています。
どんな人と、いつ結婚するかも、あなた次第。
これだけ選択の自由があったら、迷って当然です。
私自身も地図を持たずに出発してしまったので、ずいぶんと間違った道をさまよい、時間や労力を無駄にしてきました。
それも「いい経験」といえば、そうですが……あなたには、そんな回り道をせずに「あなたらしく世の中の役に立つ道」を太く長く歩んでほしい!
だから「結婚ロードマップ」を開発したわけです。
とりあえず決めて歩き出すと、本当の目的地が見えてくる
「結婚ロードマップ」のいいところは、簡単な質問に答えていくだけで、あなたの人生をふかん(鳥のように上から全体をながめる)できること。
とりあえず決めれば、だんだんと見えてくるんです。この方向でいいのかどうかが。
何か違うと感じたら、軌道修正すればいいだけ。最初から大上段に構えて「人生の目的地」をあれこれ思い悩む必要はありません。
具体的には、次のようなことが見えてきます。
- ON(仕事)とOFF(遊び)のバランス
- 望む生活スタイル
- 結婚や子供を授かるタイミング
- 住む場所や住まいの形態
- 親御さんやお子さんとの関係
- 奥様の望ましい働き方
- 生涯にわたる仕事の進め方
- 生涯にわたる趣味(遊び)の深め方
- 生涯にわたる資金計画
こうして、どんな人生を歩みたいのかが見えてきたら、それにふさわしいパートナー像を浮き上がらせましょう。
それが、もうひとつのワークです。
50年後も笑顔でいられるパートナーとは
せっかく結婚するなら、50年先まで愛し続けられるパートナーに出会ってほしいと思っています。
それを最短距離で実現するために開発したのが
理想のお相手発見シート
です。
こちらも簡単な質問に答えていくだけで、いろいろなことが見えてきます。
特に重視したのは、夫婦の間で「ボタンの掛け違い」が起きやすい、以下の6つのテーマ。
私が24年間にわたって数多くの恋愛相談や離婚相談にのってきた経験を活かして、様々な角度から質問を組み立ててあります。
- パートナーとの人間関係
- 経済状態(お金)
- 仕事
- 健康
- 夜の生活
- 家庭(子供や親御さんとの関係)
これら6テーマ・合計40の質問に答えていただくだけで、理想のお相手像が浮かび上がってくる仕組みです。
しかも、選択式の質問を多く用意してあるので、これが導火線のように作用して、あなたの考えを芋づる式に浮かびあがらせてくれます。
実際に取り組んでみると、ゲームのような感覚で次々に新しい扉が開き、とても面白いはずです。
自分自身でも気付かなかった、本当のあなたを発見できる可能性も大きい。
もし結婚のために「自分磨き」をされている方がいらっしゃったら、それが本当に有効なのかどうかもわかります。
このワークシートが一生の宝になります
こうして「人生の設計図」ができ、「理想のお相手像」がイメージできたら
婚活で迷うことはもうなくなります。
マッチングサイトに登録して、パソコンやスマホでお見合いの相手を検索するときも
理想像というモノサシができていますから……
散々迷ったあげくに疲れ果てて「お見合いを申し込めなかった」ということは、もう起こりません。
交際するかどうか、このままデートを続けていくかどうか、結婚するかどうかも スッキリと決められます。
あなたの「京都」がしっかりと定まっているからです。
結婚してからも、
定期的にワークシートを見直せば
迷路に迷い込むことなく「あなたらしいしあわせ」の道を歩めます。
この点で参考になるのが、アメリカの一流大学を卒業した人の追跡調査です。
「定期的に目標を再確認していた人」と「まったく振り返らなった人」とでは、20年後の資産形成に20倍の開きがあったとか。
目標はとかく忘れやすいので、定期的に確認するだけで、しっかり目標を達成できるわけです。
同様に、今回のワークシートをあなたが定期的に見直し、必要に応じて磨き上げていけば、生涯にわたって「心身ともに豊かな人生」を送り、周りの人が目標とするような存在になっていくことでしょう。
というわけで、以下のワークシート(下記からダウンロード可能)に取り組んでみてください。プリントアウトして書き込んでいってもいいし、別にノートを用意してそこに書き込んでいってもOKです。
●ワークシートのP25~26を行うと、マッチングアプリの「プロフィール」欄に何を書き込めば、理想のお相手に出会えるのかも見えてきます。何より、自分のキャッチフレーズができることが、今後の人生の大きな「礎」になります。
●もともとはワークショップとして、口頭で解説しながら記入してもらっていたものなので、言葉不足でわかりにくい項目があれば、気軽に 問い合わせ てください。
当サイトは「しあわせな夫婦を1組でも増やすことで、幼児虐待と自殺を撲滅する」というミッションに沿って、社会貢献的な意味合いで運営している(無償で各種コンテンツを提供している)のですが……もし上記のワークシートが「役に立った!」という方は、下のボタンからチップ(投げ銭)をいただけたら、うれしく思います。
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あなたが末永く幸せでありますように♪
そして、あなたの笑顔で世の中を明るく照らしてくださいますように……
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